絵本紹介② リズミカルなセリフ
「ちょっとだけまいご」
迷子になったフクロウの子どもがリスに助けられてお母さんと再会するお話です。2-6歳の子にオススメです。
翻訳本ですが、セリフのリズム感が良く、役になりきって楽しく読める本です。
迷子を見つけたお礼にお茶を勧められたリスが、遠慮するのかと思いきや、誘いにのるセリフも巧妙で、話の面白さを盛り上げます。
また迷子になっちゃう!と心配になるお話の終わり方も、この後のお話を想像することにもつながり、楽しさに余韻を残します。
始めと最後の「おっ!おー!」は、アクセントを変えると、いろんな読み方ができるので、読むたびに言い方を変えたら、子どもに喜ばれました。